OCO(オーシーオー)注文とは?
OCO(オーシーオー)注文とは、2つの注文を同時に発注し、一方の注文が約定するともう片方の注文がキャンセルされる注文方法です。
簡単に言うと、損切りと利益確定の両方を一緒に注文ができてしまう、リスク管理にも役立つ注目の注文方法です。
もちろん新規注文、決済注文どちらでも、指値、逆指値どちらでも利用可能な注文方法です。
OCO 新規注文の場合の例
たとえば、現在のレートが「1ドル=100円」だとします。
上昇トレンドにのったと予想して、「1ドル=101円」になったら買い注文を発注したとします。
利益確定のため、「1ドル=102円になったら売り」、もう一方は損切りのため、「1ドル=99円になったら売り」という条件など、決めた条件で利益確定と損切りの注文がそれぞれOCO注文では可能です。
この場合、「102円の売り注文が確定した場合 → 99円の売り注文はキャンセル」となります。
逆に「99円の売り注文が確定した場合 → 102円の売り注文はキャンセル」となります。
OCO 決済注文の場合の例
たとえば、「1ドル=100円」で買いポジションを保有していて、現在の相場が「1ドル=105円」だとします。
さらに上昇すると予想して、「1ドル=108円」になった場合の売り注文と、もし下がった場合のために「1ドル=103円」になった場合の売り注文を同時に発注する事ができます。
すでに「5円分の利益」が確定していますが、さらに「3円分上乗せした利益」を狙いながら、最悪でも「3円分の利益は得られる」ように最大限の利益を狙いながら、最低限の利益も確保できます。
この場合、「108円の売り注文が確定した場合 → 103円の売り注文はキャンセル」となります。
逆に「103円の売り注文が確定した場合 → 108円の売り注文はキャンセル」となります。
OCO注文の特徴まとめ
2つの注文を一度に出せるOCO注文の特徴を簡単にまとめるとこのようになります。
1.利益確定と損切りの注文を両方一度に出せる。
2.最大限の利益を狙いながら、最低限の利益を確保できる。
3.上昇トレンド、下降トレンドどちらでもリスクヘッジができる。
OCOを使って重要指標で稼ぐ
スキャルピングやデイトレードを主流としているFX投資家にとって重要な稼ぎポイントである重要指標ですが、このタイミングで稼いでいるFXトレーダーの96%はOCO注文を使っている統計があります!