円安ってどういうこと?
円安とは、通貨間で円の価値が下がることを言います。
具体的に米ドルと円の場合で見てみましょう。
例えば現在の米ドル/円の為替レートが「1ドル100円」だったとした場合に「1ドル101円」など現在よりも円の価格が下がると円安となります。
この場合、1ドルを100円で買えたのに、円の価値が下がったので101円ないと買えなくなったことになるので、「米ドルに対して円の価値が下がった=円安になった」ということになります。
円安はFXで稼げるのか?
2014年にはわずか5ヶ月で約21円(米ドル/円で)も円安に為替が動きこの間に10万通貨(米ドル/円)の買いポジションを保持していたら、それだけで210万円の利益を得られたことになります。
また、この間の動向は円安に一気に触れていて、為替変動の方向がわかりやすかったため、長期保有プラス、短期でもこまめに利ザヤを稼いでいく事で大幅な利益を上げた人も少なくありません。
円安方向の場合は買いポジションでエントリーすることとなるので、スワップポイントもつくので、為替差益だけでなくスワップ利益も得られるので円高方面よりもスワップ分利益も大きくなるメリットがあります。
※買いポジションでスワップがマイナスになる通貨ペアもあります。
このように、円安方面に為替が動いているときはチャンスでもあるのです。
FXが円安で稼ぎやすい理由
円安の時がFXで稼ぎやすい理由は為替差益に加え、スワップも得やすいという点です。
円安方向の相場変動は買いポジションのエントリーが多い為、円対他通貨の場合スワップが付く場合が多いです。
特に豪ドルはスワップポイントが高くつくので有利です。
しかも円安に一度動くとそのままズルズルと円安方向に進むことが多くあるので、2014年の「5ヶ月で21円」円安になった例のように中長期保持でスワップと為替差益を大きく取ることも可能です。
しかし急に円高に向く場合もあるのでロスカットはしっかりとしておきましょう。